【ニューヨークAFP時事】国連総会の一般討論演説のためニューヨーク入りしているロシアのラブロフ外相は27日、トランプ米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談の記録を公表したことについて「幼いころ、他人の手紙を人前で読むのは良くないと母から教えられた。失礼だからだ」と述べた。記者団に語った。
ラブロフ氏は「その国の選挙で選ばれた2人だ。一定のレベルで秘密は守られると想定する外交儀礼がある」と強調。公開を求めた米議員や報道機関に対しても「相手のいる記録を見せろ、そうしなければ政権は倒れると騒ぐ。これが民主主義か。こんな状況でどうやって仕事ができるのか」と非難した。