フランスの資産運用大手ナティクシス・インベストメント・マネージャーズが発表した2019年版の「快適な老後番付」でトップとなったアイスランド=2018年10月撮影(AFP時事)
フランスの資産運用大手ナティクシス・インベストメント・マネージャーズが発表した2019年版の「快適な老後番付」でトップとなったアイスランド=2018年10月撮影(AFP時事)

 【ロンドン時事】快適な老後を過ごすなら、南国の楽園よりも氷の国? フランス資産運用大手ナティクシス・インベストメント・マネージャーズが公表した2019年版の「世界老後指数」ランキングで、北欧のアイスランドが首位となった。日本は23位にとどまった。

平均寿命、男女とも最高=81.25歳と87.32歳-厚労省

 調査は先進国と新興国の44カ国が対象。平均寿命や医療支出、政府債務の規模、さらには幸福度や大気汚染など18項目で指数化し、順位付けした。

 2位はスイス、3位ノルウェーといずれも寒冷な気候の国が続いた。一方、最下位の44位はインド。米国は18位、韓国は24位、中国は39位だった。

 日本に関しては、平均寿命がトップとなるなど、医療・健康面では高い評価を得た。一方で、高齢者人口の比率や政府債務に対する評価は極めて低く幸福度も低調。ナティクシスは急速な高齢化と社会保障費用・政府債務の増加の悪循環を指摘し、「人口構成の時限爆弾が音を立て続ける中、迅速に断固たる行動を取る必要がある」と日本政府に警鐘を鳴らした。

 アイスランドはいずれの調査項目でも高評価を獲得。1年のうち約6カ月間が冬で、日照時間は最短で4時間程度。厳しい寒さにも見舞われるが、老後は安心なようだ。