【シリコンバレー時事】米電子決済大手ペイパル・ホールディングスは4日、交流サイト(SNS)最大手フェイスブックが主導する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」の発行計画から離脱すると発表した。
リブラについては、金融システムの安定性やマネーロンダリング(資金洗浄)への悪用の観点から各国・地域の通貨当局が懸念を表明しており、米クレジットカード大手のビザやマスターカードなども参加方針を見直していると報じられている。
ペイパルは、声明で「既存の使命と優先度の高い事業の推進に注力することを決めた」と述べた。