[24日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)が24日示した年末商戦を含む第4・四半期売上高見通しは市場予想を下回った。小売大手ウォルマート(WMT.N)や他のオンライン小売からの激しい追い上げを受けている様子が鮮明となり、米中貿易摩擦の影響が米小売業界に波及するとの懸念を支える内容となった。
アマゾンの株価は引け後の時間外取引で8%下落した。
第4・四半期の純売上高は800億─865億ドルと予想。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は873億7000万ドル。
第3・四半期の純売上高は699億8000万ドルと、前年同期の565億8000万ドルから増加し、市場予想の688億1000万ドルを上回った。
純利益は21億3000万ドル(1株当たり4.23ドル)と、前年同期の28億8000万ドル(同5.75ドル)から減少。アナリストの1株利益予想は4.62ドルだった。