[ロンドン 12日 ロイター] – 総選挙が1カ月後に迫る英国で、ジョンソン首相率いる保守党の支持率が野党・労働党を14ポイント上回っていることが12日、調査会社ユーガブの世論調査で明らかになった。
スカイニュースが明らかにした世論調査の結果によると、支持率は保守党が42%、労働党が28%、欧州連合(EU)残留派の自由民主党が15%、ブレグジット党が4%だった。
ユーガブは世論調査の新しい手法を導入。従来の手法に従った場合、支持率は保守党が39%、労働党が26%だった。
ユーガブの調査は11─12日に1619人の有権者を対象に実施された。
このほか、調査会社サーベーションによる12日発表の世論調査で、労働党が支持率で追い上げを見せ、保守党のリードが縮まっていることが分かった。
保守党の支持率は1ポイント上昇の35%、労働党は3ポイント上昇の29%。そのほか、自由民主党は17%、ブレグジット党は10%と、ともに2ポイント低下した。
今回の調査は6─8日、2037人を対象にオンライン上で実施された。
英総選挙は12月12日に実施される。