[ワシントン 20日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)が20日公表した10月29─30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、今後の見通し変更につながる要因についてほとんど示唆されなかった。 

FRBは10月のFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に25ベーシスポイント(bp)引き下げることを8対2で決定。ただFRBは、利下げを今後休止する可能性があることを示唆した。 

FRBは議事要旨で、25bpの利下げが決定されれば、「大半のFOMCメンバーは政策スタンスが緩やかな経済成長、堅固な労働市場、FRBの対称的な2%目標に近いインフレ率という見通しを支援するために十分調整されると判断した」とした。