いわゆる「就職氷河期」世代に対する支援策を検討するため、政府は、ひきこもり経験がある人なども参加する新たな会議を設けることになりました。
いわゆる「就職氷河期」世代の就労を促進するため、政府は、非正規雇用で働く人や、ひきこもりの人などおよそ100万人を対象に支援を行うことにしていて、正規雇用で働く人を3年間で30万人増やすことを目指しています。
政府は、具体的な支援策を検討するため、経団連や日本商工会議所、連合のほか、ひきこもりの経験があり現在は支援活動に取り組んでいる人など、支援団体のメンバーも加わる新たな会議を設けることになりました。この会議を通じて、さまざまな視点から意見を募るととともに、先進的な取り組みや成功事例などを共有したい考えです。
政府は、近く安倍総理大臣も出席して初めての会合を開くことにしています。