【ワシントン時事】11月の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領の選対は2日、昨年10~12月に集めた献金が4600万ドル(約50億円)になったと発表した。その前の3カ月を上回る実績で、年末にかけて進められた弾劾訴追への支持者の反発を、資金集めに効果的に活用した形だ。
ロイター通信によると、これにより昨年末時点のトランプ氏の手元資金は約111億円となり、1年前の約21億円から大幅に増えた。
一方、民主党の候補者指名を争う各候補も10~12月期の献金獲得実績を発表。この中では、10月初頭に心臓発作で倒れながら、若者に根強い人気を誇るサンダース上院議員が3450万ドル(約37億円)を集め、トップとなった。