立憲民主党の長妻昭選対委員長は23日夜のBS日テレ番組で、7月5日投開票の東京都知事選にれいわ新選組の山本太郎代表を野党統一候補として擁立する可能性に言及した。「他党の意見も聞かないといけないが、十分検討の余地はある」と述べた。
山本氏は都知事選に出馬するかどうかについて「選択肢としては排除しない」としている。
自民党の下村博文選対委員長は同じ番組で、都知事選の候補者選びに関して「選挙が始まる直前になってどんな人を担げるか。有権者が1千万人いるので、知名度選挙みたいなものだ」と語り、短期間での集票力が期待できる著名人を擁立したい考えを示した。
二階俊博幹事長が小池百合子都知事の再選を後押しする発言を繰り返していることに関しては「党本部として決めているわけではない。ただ、勝てる候補を担がないと党本部も乗れない」と語った。