6日、米東部ニューハンプシャー州で、地元住民らと対話するブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(AFP時事)
6日、米東部ニューハンプシャー州で、地元住民らと対話するブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(AFP時事)

 【ワシントン時事】米紙ボストン・グローブは6日、米大統領選の民主党候補指名争いの第2戦の予備選が11日に行われる東部ニューハンプシャー州での世論調査結果を発表した。それによると、3日の初戦アイオワ州党員集会で躍進した最若手のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が勢いを得て、ニューハンプシャー州でトップを走るサンダース上院議員を追い上げている。

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 グローブ紙が州内の民主党支持者を対象に連続で行った調査によると、アイオワ州党員集会が開かれた3日、4位のブティジェッジ氏の支持率は11%だった。しかし、躍進が伝えられると、支持率が6日までの3日間で倍の23%に上昇して2位に浮上。この間7ポイント減らして11%となったバイデン前副大統領と立場が入れ替わった。

 6日発表のエマーソン大の調査でも、ブティジェッジ氏は2位に入り、バイデン氏の2倍の支持を得た。