[東京 26日 ロイター] – 国内メディアは、日本政府が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入国を拒否する対象地域を、韓国南東部の大邱(テグ)と慶尚北道(キョンサンプクト、慶北)の一部地域に滞在歴のある外国人に拡大する方針を固めた、と報じた。 

26日付産経新聞によると、入国制限の対象国を中国以外に広げるのは初めて。韓国の感染者数が日本を上回り、急増していることを踏まえた措置とみられるという。 

韓国疾病予防管理局(KCDC)は、25日時点で、新型コロナウイルスの韓国国内の感染者が累計977人になったと発表。 

一方、26日付日経新聞によると、26日午前0時現在、日本国内では18都道府県で計157人の感染が確認されている。