1月の米新築一戸建て住宅販売は増加し、2007年半ば以来の高水準に達した。借り入れコスト低下や好天候、堅調な労働市場が背景。
キーポイント |
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・新築一戸建て住宅販売(季節調整済み、年率換算)は前月比7.9%増の76万4000戸 ・ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は71万8000戸 ・前月は70万8000戸(速報値69万4000戸)に上方修 ・正販売価格の中央値は前年同月比14%急上昇し、過去最高の34万8200ドル ・販売全体に占める高額物件の比率が高かった |
インサイト
- 3年ぶり低水準近くにある住宅ローン金利や高い水準にある消費者信頼感、安定的な雇用に支えられ、不動産市場が活況になっている
- 企業設備投資は低調な状況が続き、新型コロナウイルスの経済的影響に関する懸念が強まる中、在庫不足に伴うこうした堅調な需要は3四半期連続で住宅建設を後押しし、経済成長に寄与する見通し
詳細
- 販売は全米4地域中、3地域で増加。中西部と西部で伸びた
- 販売に対する在庫比率は5.1カ月と、17年11月以来の低水準-前月は5.5カ月
- 統計の詳細は表をご覧ください
原題:Sales of New U.S. Homes Reach Highest Level Since July 2007 (2)(抜粋)