[東京 28日 ロイター] – 経済産業省が28日発表した1月鉱工業生産指数速報は前月比0.8%上昇と2カ月連続のプラスとなった。ロイターの事前予測調査では同0.2%上昇と予想されており、これを上回った。
生産予測指数は2月が前月比5.3%上昇、3月が同6.9%低下となった。経済産業省は生産の基調判断を「一進一退ながら弱含んでいる」に変更した。前月は「弱含んでいる」だった。
経産省幹部は指数について「水準は低く、戻りは弱い」「生産上昇に勢いがある感じでない」とコメントしている。指数の上昇に最も寄与したのは自動車。昨年の減産からの反動が主因。