WIPOトップに米国支持のタン氏 中国との一騎打ち制す<時事ドットコム> 2020年03月06日10時02分
【シンガポール時事】国連の世界知的所有権機関(WIPO、本部スイス・ジュネーブ)は4日、次期事務局長を選ぶ投票を行い、シンガポール特許庁長官のダレン・タン氏が選出された。米国などから支持を得て、WIPO事務次長を務めている中国の王彬穎氏との一騎打ちを制した。
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AFP通信などによると、米政府当局者らは「中国は知的財産を保護してこなかった」と批判し、加盟各国に協力を要請。一方で中国側は、米国は次期事務局長選を「政治的ゲームにしている」と反発し、互いに多数派工作を展開した。知的財産分野は米中貿易摩擦でも争点になってきた。