[ワシントン/ブラジリア 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、ブラジルのボルソナロ大統領に随行して先週に訪米したブラジル政府高官の新型コロナウイルス感染が判明したことについて、自身の感染は懸念していないと述べた。 

トランプ大統領は訪米中のアイルランドのバラッカー首相との会談の際、記者団に対し「私は何も懸念していない」と述べた。 

ブラジル当局によると、新型ウイルスの感染が確認されたのは大統領府のバインガルテン広報担当長官。ボルソナロ大統領とともに訪米し、週末の間にトランプ氏が保有する米フロリダ州パームビーチの高級別荘「マールアラーゴ」を訪れていた。長官は「ブラジルを再び偉大な国に」と書かれた野球帽をかぶり、トランプ大統領の隣に立つ自身の写真をインスタグラムに投稿していた。 

ブラジル大統領府は、ボルソナロ大統領の健康を守るために最善を尽くしていると表明。地元紙は、ボルソナロ大統領が12日に新型ウイルスの検査を受け、13日に結果が判明すると伝えている。