立憲民主党の山尾志桜里衆院議員(45)=衆院愛知7区=は18日、国会内で記者会見し、離党届を提出したことを明らかにした。「立憲民主党という名前だが、立憲主義や民主主義に対する考え方、理解の仕方にギャップがある。大切な価値観で折り合えないまま所属して活動することは適切ではない」と述べた。
山尾氏は会見で、憲法改正議論を積極的に行うべきとの呼び掛けに枝野幸男代表が不快感を示したことや、安住淳国対委員長が新聞各紙の報道内容を「くず!」などと論評し、国会内に紙面のコピーを張り出したことなどを理由にあげた。ただ、当面はこれまでと同様、立民などによる野党統一会派に所属する。
福山哲郎幹事長は同日付のツイッターに「強く慰留しました。(離党届は)受理できない、と申し上げた」と投稿した。