新型コロナウイルスの感染者の急増を受けて、国の専門家会議のメンバーなど有志は、感染拡大を防ぐための行動を呼びかけるキャンペーンを進めています。
この中で専門家有志は、新年度を直前に控え感染のリスクを減らすため、入学式や新人研修などを一堂に会する形では行わないよう求めました。
新型コロナウイルス対策の国の専門家会議のメンバーや医療現場などで対策に携わる専門家の有志は、30日、インターネットの署名サイト「Change.org」に感染拡大を防ぐための行動を呼びかける新たなメッセージを出しました。
この中で専門家有志は、密閉した空間で、人が密集して、密接な距離で会話などをすることが重なる場面で感染が拡大しやすいとして、新年度を前に入学式や入社式、新人研修などの行事を一堂に会する形で行うのを避けるよう求めました。
そのうえで、特に若い世代に対して、帰省や海外旅行からの帰国後に感染が拡大するケースも確認されているとして、重症化のリスクが高い親の世代など高齢者に感染させないよう呼びかけました。
専門家有志は、賛同する人にインターネットでの投票を呼びかけています。