[6日 ロイター] – 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は9日に予定される会合で、米国の参加を条件に減産で合意する公算が大きいことが6日、複数のOPECプラス関係筋の話で明らかになった。
サウジアラビアなどのOPEC加盟国は3月初め、ロシアなどの非加盟国と協調減産で合意できず、協議は破綻。新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な原油需要が約30%減少する中、OPEC加盟国もロシアも供給減を模索しているが、米国などの他の産油国の参加も必要との立場を示している。