北朝鮮の金正恩党委員長が20日、キューバ国家評議会のミゲル・ディアスカネル氏の誕生日に際して、祝電を送った。朝鮮中央通信が報じた。
金正恩氏を巡っては、米CNNが21日、米当局が手術後に危険な状態にあるとの情報を注視していると伝えた。一方、韓国のデイリーNKは20日、金正恩氏が心血管疾患の手術を受けたのは12日で、術後の経過は良好だと伝えている。
今回の朝鮮中央通信の報道は、金正恩氏が回復途上にあることを示している可能性がある。
ベルムデス氏は1960年4月20日生まれの60才。2019年10月10日、同年4月に設置された新憲法下で、キューバ大統領に選出された。
金正恩氏は祝電で、「社会主義偉業の実現を目指す闘いの中で結ばれた両党、両国人民の伝統的な友好・協力関係がわれわれの共通の意志と努力によって新しい時代の要求に即して絶えず継承され、発展すると確信します」と述べた。