【ソウル時事】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は6日、非公開の国会情報委員会で報告し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の健康悪化説を否定した上で、「心臓関連手術なども受けていない」との判断を示した。出席した議員が記者団に報告内容を明らかにした。
国情院は今年に入ってからの正恩氏による公開活動が17回だったと報告。例年同期は約50回で、過去最も少ないレベルという。公開活動の縮小は新型コロナウイルスの影響などのためだと分析されており、国情院は「公開活動をしていない時も正常に国政運営をしてきた」と強調した。