東京都の小池知事は12日夜、記者団に対し、新型コロナウイルスに感染したことがあるかを調べる「抗体検査」について、来月以降、月3000件の検査の実施を目指す考えを明らかにしました。

都によりますと、抗体検査の実施にあたっては、都の医学総合研究所が民間の団体から提供を受ける、1日に最大で500件の検査が可能な測定器を活用する方針だということです。

小池知事はこれに先立ち、動画投稿サイトの「YouTube」で配信した動画の中で、「今後、継続的に抗体検査を実施して地域ごとの抗体保有率を調査し、感染拡大防止対策に役立てていく」と述べました。