緊急事態宣言を受けて各地で出されていた休業要請。
大阪・京都・兵庫、それに和歌山では16日から商業施設などを対象に一部で解除されました。
各府県でおおむね共通して休業要請が解除されたのはデパートやショッピングセンターなどの商業施設映画館や劇場、演芸場博物館や美術館、図書館(兵庫県内の一部の県立施設を除く)それに学習塾などです。
また、これまで営業時間の短縮を求めていた飲食店については大阪府と京都府、それに兵庫県が足並みを揃えて緩和し、営業時間を午後10時まで酒類の提供を午後9時までにそれぞれ延長しました。
一方、集団感染が発生した夜の接待を伴う飲食店やナイトクラブ、それにライブハウスのほか、一定規模を超えるパチンコ店については4府県ともに休業要請を解除せず、継続することになりました。
関西では15日に滋賀県が休業要請を全面的に解除し奈良県も一部を解除して、各府県は今後、感染拡大を抑えながら社会経済活動をどのように継続させるのか新たな局面に入ります。