[15日 ロイター] – 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は15日、新型コロナウイルス感染症を併発し、川崎病に症状が似た「小児発症性多系統炎症症候群」を発症した子どもの数が域内で今年に入り230人に上り、うち2人が死亡したと明らかにした。
死亡したのはそれぞれ英国とフランスの子どもだという。
世界保健機関(WHO)はこの日、同疾患に注意するよう医師らに呼び掛けたものの、新型コロナとの因果関係は不明とした。
この疾患を巡っては、米疾病対策センター(CDC)が14日、医師らに症例の報告を指示。ニューヨーク州では100例以上が確認されている。