[19日 ロイター] –
> フランス、新型コロナ死者2.8万人 伸び鈍化 
フランスで確認された新型コロナウイルス感染症による死者は過去24時間で131人(0.5%)増え2万8239人となった。前日は高齢者施設での死者急増を受け483人増加していたが、伸びは鈍化した。 

> 米、新型コロナ感染者150万人・死者9万人に=ロイター集計 
ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者数が18日、150万人を上回り、死者数は9万人に達した。 

> 米ウーバー、配車と料理宅配に注力へ 人員削減は計23%に 
配車サービス大手の米ウーバー・テクノロジーズ(UBER.N)のコスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は18日、新型コロナウイルスの影響で従業員約3000人を追加削減すると従業員宛ての電子メールで明らかにした。 

> 英中銀、マイナス金利政策を排除せず=テンレイロ委員 
イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のテンレイロ委員は18日、金融政策委は「いかなる政策手段も排除しない」とした上で、マイナス金利政策導入の利点に言及した。 

> WHOの「失敗」で新型コロナは「制御不能に」=米厚生長官 
アザー米厚生長官は18日、世界保健機関(WHO)の「失敗」を主因に、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は「制御不能に陥った」と述べた。 

> イタリア、新型コロナ死者の伸び100人割れ 3月9日以降で初 
イタリアで確認された新型コロナウイルス感染症による死者は18日に99人増え、累計で3万2007人となった。増加数は前日の145人から鈍化し、3月9日以降で初めて100人を下回った。イタリアの死者数は米国、英国に続き世界で3番目に多い。 

> 世界経済の完全回復、想定より長い時間必要=IMF専務理事 
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は18日、世界経済が新型コロナウイルスによるショックから完全に回復するには、当初の予想よりもはるかに長い時間がかかるだろうと述べた。また保護貿易主義の危険性も強調した。 

> 台湾、WHO総会に招待されず 米国務長官はテドロス氏非難 
台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は18日、同日から開催される世界保健機関(WHO)の年次総会に招待されていないことを明らかにした。中国からの圧力がかかったためという。 

> 伊・ギリシャでカフェや教会再開、スペインは観光客受け入れも 
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた封鎖措置を欧州各国が緩和し始めている。イタリアでは18日、春の日差しが降り注ぐ中、小売店やレストラン、教会が開き、ギリシャでは観光名所がオープンした。慎重に緩和を進めるスペインは今年の夏、観光客を迎え入れる姿勢を示した。 

> 米、必要なら追加コロナ対策も 民主案には否定的=大統領顧問 
ハセット米大統領顧問は18日、必要であればトランプ政権は追加の新型コロナウイルス対策を講じる用意があるが、民主党が主張するような内容にはならないと明言した。 

> 米自動車大手3社が工場再開、封鎖措置から2カ月ぶりに始動 
米デトロイトの自動車メーカー大手3社とその部品業者が18日、一部の組立ラインの稼働を再開し始めた。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するロックダウン(都市封鎖)措置は約2カ月間に及んだが、米国内で約100万人を雇用する自動車業界は緩やかながら回復する兆しを見せている。 

> 米モデルナの新型コロナワクチン、初期治験で有望な結果 
バイオ医薬大手の米モデルナ(MRNA.O)は18日、同社が開発を進める新型コロナウイルスワクチンが初期段階の小規模治験で有望な結果を示したと発表した。 

> ドイツ、6月に海外への渡航禁止解除も 性急に正常化せず 
ドイツのマース外相は18日、6月15日まで禁止されている国民の海外旅行について、より緩やかな指針に切り替える可能性を示した。ただ、性急には正常化しない考えも明らかにした。 

> 中国、WHO主導のコロナ対応検証を支持 「感染制御が先決」 
中国の習近平国家主席は18日、新型コロナウイルスへの国際的な対応を巡り、コロナ感染が世界的に制御された段階で、世界保健機関(WHO)主導の下、包括的な検証を行うことが望ましいという考えを示した。 

> スペイン、6月末にも観光客受け入れ再開へ=運輸相 
スペインのアバロス運輸相は18日、観光客の受け入れについて、6月末前後の再開を目指すと表明した。 

> 中国の銀行、不良債権拡大しているが想定内にとどまる=当局 
中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会、CBIRC)は18日、国内の銀行では不良債権が拡大しているものの、想定の範囲内にとどまっているとの認識を示した。 

> 豪欧の対コロナ調査決議案、WHO総会で116カ国の支持確保=文書 
世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である世界保健総会(WHA)を舞台に新型コロナウイルスの起源と感染拡大に対する独立した調査を求めて欧州連合(EU)とオーストラリアが推し進めている決議案が、採択にほぼ十分な116カ国からの支持を確保したことが文書で明らかになった。