- 白いポインターを持ちプレゼンテーションボードの前に立つ写真公開
- 党軍事委は戦略軍を厳戒態勢に置くことや常備軍の能力強化も議題に
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が指導する党中央軍事委員会の開催を受け、同国が「核戦争抑止力」の強化を検討していると北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。
KCNAによれば、党中央軍事委では戦略軍を厳戒態勢に置くことや、常備軍の能力強化も議題となった。金委員長は軍の「状況にそぐわない機械設備と組成の不備」の是正に言及し、この問題が「外国軍隊」からよりよく自衛する能力を妨げていると主張した。
国営メディアはまた、白く長いポインターを持ちプレゼンテーションボードの前に立つ姿など、会議を指導する金委員長とされる複数の写真を公開した。
5月1日に肥料工場の完工式に出席した写真が公開されて以降、金委員長の動静を確認したとみられる報道は今回が初めて。
原題:N. Korea’s Kim Chairs Meeting, Discusses Nuclear Plans: KCNA(抜粋)