【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は17日、北朝鮮体制を批判するビラを散布した北朝鮮脱出住民(脱北者)の団体「自由北韓運動連合」と「クンセム」の非営利法人設立許可を取り消した。
同部はこの日午後に出した資料で、両法人の釈明内容や証拠資料などを総合的に検討した結果、民法第38条の法人設立許可取り消し事由に当たると最終判断したことを明らかにした。
政府は両法人が設立目的以外の事業を行って南北境界地域の住民の生命・安全を脅かし、朝鮮半島に緊張状態をもたらすなど公益を害したと見なした。
また、政府の統一政策や統一推進への努力を甚だしく阻害するなど、設立許可の条件に違反したと説明した。