19日、台北で開かれた台湾与党・民進党の党大会で、党主席(党首)としてあいさつする蔡英文総統(左)
19日、台北で開かれた台湾与党・民進党の党大会で、党主席(党首)としてあいさつする蔡英文総統(左)

 【台北時事】台湾与党・民進党は19日、台北で党大会を開いた。党主席(党首)を兼務する蔡英文総統は開幕式のあいさつで、独裁を強める中国の習近平政権を念頭に「台湾の民主主義が直面する外部的な課題はなお深刻だ」と指摘。「わが党は政権与党である以上、台湾の価値を守る責任がある。権威にこうべを垂れたり、脅迫に屈したりしない」と、改めて中国側をけん制した。