【ワシントン時事】新型コロナウイルスの感染拡大が続く米国で、若者の4人に1人が「過去1カ月間に自殺を真剣に考えた」と回答した調査結果を疾病対策センター(CDC)が発表した。
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CDCが14日、ウェブサイト上に掲載した報告書によると、調査は6月下旬に全国の5412人の成人を対象に実施。回答者の10.7%が自殺を考えたと答え、その割合は18~24歳で25.5%に上った。2018年の別の調査では「過去1年間」で自殺を考えたと回答した人は4.3%だった。
人種別ではヒスパニック系で18.6%、黒人で15.1%と、マイノリティーで高い割合となった。CDCは「メンタルヘルスの問題に対処するため、共同体レベルで介入と予防の取り組みを強化する必要がある」と指摘している。