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9月7日、毒物を盛られた疑いがあるロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏(44)の容態について、同氏が治療のため入院しているドイツの首都ベルリンにあるシャリテ病院は人工的な昏睡状態から覚醒したと明らかにした。写真は2019年9月、モスクワで開かれた集会に参加するナワリヌイ氏(2020年 ロイター/Shamil Zhumatov)
[7日 ロイター] – 毒物を盛られた疑いがあるロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏(44)の容態について、同氏が治療のため入院しているドイツの首都ベルリンにあるシャリテ病院は7日、ナワリヌイ氏が人工的な昏睡状態から覚醒したと明らかにした。
病院側が発表した短い声明によると、ナワリヌイ氏は呼び掛けに応じている。ただ「重度の中毒症状が長期的に及ぼし得る影響を判断するのは時期尚早」という。
ドイツ政府は2日、ナワリヌイ氏への襲撃に神経剤「ノビチョク」が使用されたと発表した。