[9日 ロイター] – 英製薬大手アストラゼカAZN.Lが開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)の中断につながった被験者の疾患について、医学メディアのスタット・ニュースは9日、深刻な脊椎炎症障害とみられる症状を呈していたと報じた。
スタットによると、被験者は英国の女性で、同日中にも入院先の病院から退院できる可能性がある。
アストラゼネカは8日、オックスフォード大学と開発する新型ウイルスワクチンの治験について、被験者1人に説明できない疾患が生したため、世界的に中断したと発表した。