[ワシントン 10日 ロイター] – トランプ米大統領は10日、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が合意した国交正常化の流れに他の湾岸諸国も加わる可能性があると述べた。

来週15日にはイスラエルとUAEの国交正常化合意の調印式がホワイトハウスで行われる予定。米交渉担当者は、バーレーンやオマーンなど他の湾岸諸国がイスラエルとの国交を正常化するよう模索している。

トランプ大統領は「比較的短期間に他の湾岸諸国の国交正常化に向けた動きが見られるだろう。これにより、中東地域の平和を実現できる」と指摘。次に国交を正常化させる具体的な国については言及しなかったものの、最終的にはサウジアラビアが国交を正常化させるとの見方を示した。

在米サウジ大使館は、来週の調印式にサウジ大使などが出席するかとの質問に回答しなかった。