[ワシントン 18日 ロイター] – 米ミシガン大学が18日公表した9月の消費者信頼感指数(速報値)は78.9に改善し、予想の75.0も上回った。11月の米大統領選を控え、民主党支持者が共和党支持者より景気の先行きが明るいとみていることも示された。

8月の確報値は74.1だった。

期待指数は73.3と前月の68.5から上昇。現況指数は87.5と82.9から上昇した。

期待インフレ率は1年先が2.7%、5年先が2.6%だった。

調査では、7─9月にかけての消費者の回答を評価したところ、大統領選で誰が勝利するかという予想で、共和党候補のトランプ大統領と民主党候補のバイデン前副大統領が「事実上の横並び」だったという。

同調査のチーフエコノミスト、リチャード・カーティン氏は「9月の上昇は経済見通しが主因で、民主党支持者の間では見通しが上昇する一方、共和党支持者は楽観論が後退した」と述べた。

回答者は、経済にとってはトランプ氏の方が良いと考えているが、40%がどちらの候補者も個人の家計に影響を与えないと考えているという。