【シリコンバレー時事】米ソフトウエア大手オラクルと米小売り大手ウォルマートは19日、中国発の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」との提携について合意内容を発表した。米国を含む国際事業を担う新会社を米国に設立し、オラクルとウォルマートが計2割を出資。1年以内に米株式市場に上場する計画だ。ティックトックの技術は新会社が保有するという。

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 焦点となっていた新会社の出資割合について、発表では「過半を米企業が保有する」としている。ただ、ロイター通信によると、実際にはティックトック親会社の中国・字節跳動(バイトダンス)が8割の持ち分を保有。バイトダンスに約4割出資する米投資会社による間接的な支配力も含めて米国側で53%を握る計算になるという。