【ニューヨーク・ロイター時事】4日公表のロイター通信などの世論調査で、新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領について、「新型コロナをもっと深刻に受け止めていたら恐らく感染しなかっただろう」との回答が65%に達した。トランプ氏はこれまで、「消えてなくなる」などと新型コロナを軽視する発言を繰り返していた。
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調査は今月2、3両日、全米の成人1005人を対象にオンラインで実施した。57%がトランプ氏の新型コロナ対応に不満を表明。新型コロナに関して同氏が国民に真実を「語っている」とみる回答は34%にとどまり、「語っていない」が55%に上った。
一方、11月の大統領選では、51%が民主党候補のバイデン前副大統領に投票するとし、トランプ氏の41%を10ポイント上回った。