河野太郎行政改革担当相は12日夜のTBS番組で、日本学術会議の会員任命拒否をめぐり、政府から支出される同会議の年間約10億円の予算について「適切な金額かどうかを注意深く見ていくことになる」と述べた。

 同会議を行革の検証対象にすることが政治的圧力につながるのではないかと指摘されても「特に問題ない」と主張した。同会議の事務局員約50人について妥当性を検証する考えも重ねて示した。