[ニューヨーク 18日 ロイター] – 米ニューヨーク市のデブラシオ市長は18日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、19日から公立学校の対面授業を中止すると発表した。

ツイッターで「新型コロナの陽性率が週平均で3%の基準に達したため、残念ではあるが、大事をとって公立学校の閉鎖を決めた。コロナ感染の第2波を抑えなければならない」と述べた。

ニューヨーク市では、陽性率が夏場にかけて急激に低下したものの、その後は上昇傾向が続いている。

全米では、17日時点でコロナ患者の入院数が7万5000人超と過去最多を更新。地域別では中西部が感染の中心地となっており、専門家らは「コロナ流行以降で最も憂慮すべき事態」(ジョンズ・ホプキンズ健康安全保障センターのトム・イングレスビ―所長)と警戒している。