[ワシントン 4日 ロイター] – 米食品医薬品局(FDA)のハーン長官は4日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、FDAの諮問委員会が10日に開く審査会合後、迅速に行動するとし、年内に2000万人の国民が接種を受ける可能性があると語った。
ハーン長官はロイターとのインタビューで、承認手続きの具体的なスケジュールについて言及を避けたものの、月内に決定が行われることを望むとし、ワクチン配布のタイミングを巡ってホワイトハウスのメドウズ大統領首席補佐官と協議を進めていると明らかにした。
ワクチン承認後は自らが率先して接種を受けるとも語った。
また、バイデン次期大統領のチームからまだ連絡はないとし、ワクチン配布を巡る協議は厚生省が対応していると述べた。