米大統領選で不正があったとしてトランプ大統領の支持者がミシガン州で結果の不承認などを求めていた訴訟で、デトロイトの連邦地裁は7日、原告の訴えを退けた。写真は訴えを起こしたパウエル弁護士。ジョージア州アルファレッタで2日撮影(2020年 ロイター/ELIJAH NOUVELAGE)
[ウィルミントン(米デラウェア州) 7日 ロイター] – 米大統領選で不正があったとしてトランプ大統領の支持者がミシガン州で結果の不承認などを求めていた訴訟で、デトロイトの連邦地裁は7日、原告の訴えを退けた。
訴えの資格がないことや提訴が遅すぎたことなどが理由。同訴訟はトランプ陣営の元弁護士、シドニー・パウエル氏が先月25日に起こしていた。パウエル氏からコメントは得られていない。
ミシガン州ではバイデン次期大統領が約15万4000票の差をつけて勝利した。トランプ大統領や支持者らは、選挙結果を覆そうと各地で訴訟を起こしているが、アリゾナ、ジョージア、ペンシルベニアなどの州でも訴えが退けられている。
8日には各州で選挙を巡る紛争の解決期限である「セーフハーバー」を迎える。