NTTドコモは、今の料金プランのうち新しい通信規格5Gを使える大容量の料金プランを1000円値下げする方向で最終的な調整に入りました。18日にも発表する予定で、より利用者の多いデータ容量が少ないプランの値下げについても引き続き検討しています。
関係者によりますと、NTTドコモは、5Gを使えるデータ容量が100ギガバイトの料金プランを1000円値下げする方向で最終的な調整に入りました。
このプランは現在、各種の割り引きを除き月額7650円で提供していて、これを6650円に値下げするとともに、データ容量を無制限とする方向です。
これに合わせて、4G向けの30ギガバイトで月額7150円のプランも、データ容量を増やしたうえで値下げする方向で調整しています。
ドコモは詳しい内容を18日にも正式に発表する予定で、より利用者の多いデータ容量が少ないプランについても、引き続き値下げを検討していく方針です。
菅政権のもとで政府が携帯電話料金の値下げを求める中、ドコモは今月3日に20ギガバイトで月額2980円とした主に若者向けの新たな料金プランを発表するとともに、大手としては初めて本体の料金プランを値下げする方針も示し、年内に明らかにするとしていました。
最大手のドコモが相次いで値下げを打ち出すことで、ほかの大手などの対応にも影響を与えそうです。