<英国で発見された新型コロナウイルスの変異種をめぐる動き>
・21日、アジア地域では香港とインドが航空機の乗り入れを禁止した
・スペインやポーランド、スイス、ロシアも英国からの入国禁止に踏み切った
・サウジアラビア、クウェート、オマーンなどの中東諸国も国際線の乗り入れに加え、陸・海上の国境を閉鎖した
・スウェーデンは、英国およびデンマークからの入国を禁止すると発表
・フランスやドイツ、イタリア、オランダ、オーストリア、ブリュッセルなどの欧州諸国やカナダ、イスラエルなども英国からの渡航を禁止
・英政府の諮問機関である「新型呼吸器系ウイルス脅威諮問グループ(NERVTAG)」は21日、新型コロナウイルスの変異種について、子どもも大人と同様に感染しやすい可能性があるという見方を示した
・WHO、過度に警戒する必要はないとの見解を示した
・WHOのマイケル・ライアン氏
「透明性の確保は極めて重要だが、変異種の出現はウイルスの進化の過程で通常見られることだと伝えることも同様に重要」
・WHO当局者、これまでに英国から提供されたデータから、変異種が重症化や死亡率の上昇につながることは示されていないと指摘
・独ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)は21日、英国などで検出された変異種にも同ワクチンの効果はあるとの見方を示した。

<英E UのFTA交渉>
・ブルームバーグは英国はEUに対し、EU側の漁船が漁獲高の3分の2を持ち帰ることを許可すると提案したという。

<米国の経済対策>
・米国では9000億ドル(約93兆円)の追加経済対策案がようやく議会を通過する見通しとなりました。

▽大統領選挙
・バー米司法長官は21日、バイデン次期大統領の息子、ハンター・バイデン氏の調査を監督する特別検察官を指名する理由は見当たらないとの見解を示した。