[21日 ロイター] – 米アマゾン・ドットコムのクラウド部門、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が議会議事堂での騒乱を受けて、保守層の間で人気を集めるSNSの「パーラー」に対するサービス提供を停止したことを巡り、シアトルの連邦地方裁判所は21日、停止継続を認める判断を示した。
AWSはサービス停止の理由として、利用者が投稿する暴力的なコンテンツなどへの対策が不十分だと説明。これに対し、パーラーは地裁に仮差し止めを求めていた。
地裁は、差し止めを認める根拠となる公共の利益が示されていないとして、パーラー側の請求を退けた。
パーラーは、ロシア人が所有するIT企業の支援を得て、サイトを部分的に再開している。