[ワシントン 21日 ロイター] – 米民主党のペロシ下院議長は21日、バイデン新政権の新型コロナウイルス追加経済対策法案について、下院では2月第1週の採決を目指すとの考えを示した。

ペロシ氏は「来週、下院委員会で作業を進め、本会議採決の用意を整える」と述べた。

バイデン大統領が発表した1兆9000億ドル規模の新たな景気対策案には、国民への現金給付や失業保険給付の上乗せなどが盛り込まれている。

上下両院は民主党が多数派を占めるが、議会通過には超党派の支持獲得が必要になる公算が大きい。共和議員は新型コロナ追加経済対策でバイデン大統領との協力に前向きな姿勢を示しているものの、1兆9000億ドルという歳出規模に反対する声も出ている。