[ワシントン 11日 ロイター] – バイデン米大統領は11日、大型インフラ刷新計画の推進に向け民主・共和両党の上院議員と会合した。月内にも議会に法案を提出したい考え。
バイデン大統領は1時間に及ぶ会合で「多くの取り組みが必要となり、計画に注力していく必要がある」と語った。
ホワイトハウスによると、バイデン大統領は会合で、政権が目指す「気候変動の影響に持ちこたえ、米国のクリーンエネルギー政策を主導する持続可能なインフラ構築」計画を共有したという。
会合にはハリス副大統領も出席。ブティジェッジ運輸長官もテレビ電話で参加したほか、上院環境・公共事業委員会の委員長を務める民主党のトム・カーパー氏、同委員会の共和党トップ、シェリー・ムーア・カピト氏、同委員会交通・インフラ小委員会の民主党トップ、ベン・カーディン氏と共和党トップのジム・インホフ氏が出席した。
インフラ刷新計画の規模は不明だが、バイデン氏は大統領選挙の公約として、昨年7月に4年間で2兆ドルのクリーンエネルギーインフラ投資を行うと発表。電気自動車と高速鉄道に注力する考えを示していた。
カーパー氏は声明で、国民が道路、鉄道、橋梁の刷新を切実に望んでいると指摘。カピト氏はこのような議論は前向きで重要だと述べた。