[19日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は19日、ファイザー・ビオンテック製とモデルナ製の2種類の新型コロナウイルスワクチンについて、米国で接種が開始されてから初めの1カ月に新たな安全性に絡む問題は確認されなかったと発表した。
CDCが集計した2020年12月14日─21年1月13日の接種データによると、1380万回分のワクチン接種が行われ、6994件の副作用が報告された。
うち軽度の副作用は90.8%、深刻な副作用は9.2%だった。アナフィラキシーと呼ばれるまれな激しいアレルギー症状の発症は100万回の接種当たり4.5件だった。
また、113人の死亡が報告されたものの、ワクチンとの因果関係は明確ではないという。