【モスクワ時事】バイデン米大統領がロシアのプーチン大統領は「人殺し」との認識を示したことを受け、プーチン氏は18日、バイデン氏に対し、生中継を条件としたオンライン会談を近日中に行うことを提案した。国営テレビに語った。
プーチン氏は「バイデン氏に議論の継続を提案したい。ただし生中継、オンラインが条件だ」と強調。「(米ロが)核大国であり、地球の戦略的安全保障に特別な責任を持つことを考慮すれば、ロシアや米国の国民、他国にとっても興味深いと思われる」と語った。
会談日程は19日か22日を挙げた。2国間関係のほか、核軍縮、地域紛争、新型コロナウイルス対策を協議する考えを示した。新型コロナに関しては、米国の状況はロシアよりも悪く、知見を共有できると主張した。