[19日 ロイター] – クーデターを通して実権を掌握した国軍に対する抗議デモが続くミャンマーで19日、国軍に対する国際的な圧力が高まる中でも抗議デモが続いた。
地元メディアなどによると、中部のアウングバンで警察がデモ隊に向けて発砲。目撃者はロイターの電話取材に対し「警察はバリケードの撤去を要求したが、これに従わなかったため発砲した」と述べた。
ミャンマー・ナウによると、北東部のロイコーでデモ参加者1人が死亡したほか、ソーシャルメディアへの投稿によると、ヤンゴンで1人が撃たれて死亡した。
デモは第2の都市マンダレーのほか、中部のミンヤンや東部のミャワディなどでも実施された。
ミャンマーの人権団体、政治犯支援協会(AAPP)によると、国軍への抗議デモでこれまでに少なくとも234人が死亡した。