共同通信

 日本政府は25日朝、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。政府関係者は、2発が発射されたとの認識を示した。北朝鮮東岸側から午前7時すぎと7時半前の2回にわたって日本海に向けて発射されたとみられる。日本領域には飛来せず、日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下した。北朝鮮の弾道ミサイル発射は昨年3月29日の短距離弾道ミサイルが最後。今回弾道ミサイルと確認されれば1月20日のバイデン米政権発足後初めてとなる。  

 政府は国家安全保障会議(NSC)を開催。菅義偉首相や岸信夫防衛相らが情報分析とともに、今後の対応について協議したとみられる。