ミサイル発射を再開した北朝鮮。こうした動きにバイデン米大統領も反応しました。就任後初の正式な記者会見に臨んだバイデン氏は「北朝鮮が事態のエスカレートを選ぶなら対応する」と言明しました。国連安全保障理事会も26日に緊急会合を開く予定です。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

支援継続を再表明

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済が「ほぼ完全に回復」するまで異例な金融支援を巻き戻すのを待つ姿勢を示した。議長は公共ラジオNPRのインタビューで、「経済がほぼ完全に回復した時に、高い透明性を持って極めて漸進的に時間をかけて緊急時に導入した支援を引き揚げていく」と述べた。

再選目指す

バイデン大統領は、2024年米大統領選での再選を目指し出馬する意向を表明した。バイデン氏は「再選を目指し出馬するというのが私の計画だ」と言明。ただその上で、現時点で再出馬を考えているというだけだと強調。「3年半先のことを確実なこと」として計画することはできないと述べた。

納入再開へ

米ボーイングは主力ジェット機787ドリームライナーの納入を週内にも再開する見通しだと、事情を知る複数の関係者が明らかにした。同機は炭素繊維複合材で作られたフレームの微細な不具合について社内で検査が行われる間、5カ月にわたり引き渡しが停止されていた。関係者らによれば、納機再開は早ければ26日と見込まれ、月内に2-3機が引き渡される公算が大きい。25日の米市場でボーイング株は3.3%高で終了した。

若手を増やせ

米金融サービス会社ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループは、増大する業務に対応するため若手バンカーを増やすことを模索している。リチャード・ハンドラー最高経営責任者(CEO)は電子メールで「どのような時でも、当行は人材に投資するようにしている。採用時期よりも質や適正の方が重要だ」と指摘。「業務量が多いことから、特別に若手の採用を継続し、需要への対応軽減を図る」と説明した。

CEOも対象

破綻した英金融ベンチャー、グリーンシル・キャピタルとの取引を調査しているクレディ・スイス・グループは、トマス・ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)ら経営幹部が果たした役割についても調べている。事情に詳しい複数の関係者が述べた。関係者の1人によると、クレディ・スイスは自行のウェルスマネジメント顧客を含む投資家にサプライチェーン・ファイナンス・ファンドが販売された経緯や利益相反の管理、グリーンシル・キャピタルの共同創業者レックス・グリーンシル氏との事業関係について検証を進めている。グリーンシル氏との取引は、クレディ・スイスの3部門に広がっていたという。

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