[16日 ロイター] – 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は16日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)がほぼ収束し、経済が勢いを回復したら、連邦準備理事会(FRB)は直ちに景気支援策を縮小させる必要があるとの考えを示した。

カプラン総裁はテキサスA&Mビットコイン会議で「後手に回りたくない」とし、政策対応が早すぎる場合と遅すぎる場合の「バランス」を探ることが課題になると述べた。

このほか、気候変動に関するシンポジウムで、FRBは気候変動対応に独立した役割を果たすことはないが、経済に「大きな」影響が及ぶため、理解する必要があるとの考えを示した。