[ニューヨーク 7日 ロイター] – 米国時間の原油先物相場は下落。中国の原油輸入が年初来で最低になったことが材料となった。

中国税関総署が7日発表した統計によると、5月の原油輸入は高水準だった前年同月を14.6%下回り、1日当たりでは今年最低となった。一部製油所が保守点検に入り処理能力が低下したことが影響した。

清算値は、北海ブレント原油先物が0.40ドル(0.56%)安の1バレル=71.49ドル。一時72.27ドルと、2019年5月以来の高値を付けた。

米WTI原油先物の清算値は0.39ドル(0.56%)安の69.23ドル。一時18年10月以降で初めて70ドルを付けた。